お父様から継いだゴルフ店を経営しながら、メーカーでゴルフクラブの製造技術を学んだ丸山様 ご主人。その技術を生かし、お客様一人ひとりのご要望を取り入れたカスタムクラブの販売にも注力されています。

そんな丸山様が奥様とともに、ゴルフクラブ工房を備えたマイホームの建築を検討し始めたのが２０１８年春。「それまでは都内に あるゴルフ店の作業場で仕事をしていましたが、インターネットを活用して販路を拡大したこともあり、新たな作業場は都内にこだわ る必要がなかったのです」。そこで、ご夫婦の趣味であるサーフィンを満喫できるよう、一宮町への移住を決意したとのこと。

丸山様が工房建築でこだわった点は、“試打ができる天井の高さ”を確保し、長年愛用している大きな作業机がピッタリと収まる間 取りにすること。「さらに、屋根裏に道具類を収納できるスペースを設けたり、電気の配線にも気を配るなど、細かい点にもこだわり、作 業のしやすさを追求しました」。

一方、奥様がマイホームで大きくこだわった点は、キッチンとリビングの間取りで、「７歳、５歳、３歳の３人の子供たちをキッチンに いても見守れるよう、レイアウトを工夫しました」。そう語る奥様は、インターネットなどで多数の施工例を研究され、「建築ノート」 を作成。ご夫婦のこだわりを細かく記入され、当社との打ち合わせには必ず「建築ノート」をご持参されました。「収納やインテリアな ど、細部にわたるまで要望を確実にカタチにしたいと思い、理想の写真を切り張りしたり、付箋をつけてチェックしたりしましたね」。 その努力とこだわりが詰まった丸山様邸は、まるでカリフォルニアのリゾートハウスにいるかのような洗練された空間を実現。快適な 住まい、働きやすい仕事環境も備えた唯一無二のマイホームです。