建築実例
Works
Case.3 子育て世代の家
家族に声の届く「吹き抜け」と、工夫された「間取り」と「収納」の家。
T様邸
子供たちがまだ小さいので家族4人が1階で暮らしているT様邸。
吹き抜けのある広さ10帖のリビングは、南向きの2階バルコニーに面した窓と1階の広い窓の採光で、明るく開放感がある団欒スペースになっています。 さらに、子供たちが大きくなって2階にいるようになっても、リビングから呼べば誰かが応えてくれる。家族一人ひとりの距離を開放感がある吹き抜けとリビング階段でつなぎます。
「ダイニングキッチンとリビングの間取りは、なかなか他では見ないですよ」工夫された1階の間取りにご満足されて語ってくださったのは奥様。T様邸は、リビングとダイニングキッチンの境界にはドアを 設置していません。そして一般的なLDKのようにリビングとダイニングキッチンを1つの長方形にまとめず、あえて2つの長方形を斜めの動線でつないだレイアウトは、急な来客時の目隠し効果にも。
「一番のこだわり収納の豊富さ」ご夫婦ともに、前宅のアパート(2LDK)では、ベビーカーを置くスペースも無く、収納場所に困っていたそうです。そのため、T様邸は玄関にシューズクロークを設置、キッチンとバスルームをつなぐ動線にはパントリー、洗面脱衣所の収納棚、リビング階段の下とトイレの横にも収納を確保しました。
各階の間取りと動線、収納が、とても参考になる一棟です。
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